◆江戸家猫八 (えどや ねこはち)（ものまね･おはなし）
　玉川学園を卒業後、師である父･三代目猫八に付いて修行した。テレビやラジオでも活躍し、放送演芸大賞、ベストファーザー賞、文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2009年には四代目江戸家猫八を襲名。

◆山本祐ノ介(やまもと ゆうのすけ)（チェロ）
　東京藝術大学を経て同大学院を修了。早くからピアノ、作曲を学び、指揮を父山本直純、籾山和明、川本統脩の各氏に師事。チェロを斎藤建寛、堀江泰氏の各氏に師事。ハレーストリングクァルテットのチェロ奏者、東京交響楽団首席チェロ奏者を務める。
　95年から6回にわたるチェロ連続リサイタルでは、意欲的なプログラムで大好評を博す。指揮者としては、京都市響、京フィル室内合奏団、東京ニューフィル等のほか、多くの市民オーケストラを指揮。
　2002年「日韓親善チェロコンサート」では300人のチェリストによる合奏を指揮、また11年2月、チェロ･コングレス･イン･ジャパン2011（サントリーホール）に於いて180名のチェロアンサンブルを指揮し大成功をおさめた。そのすべての活動に於いて、人々の心に安らぎと勇気を与えるため、心あたたまる表情豊かな音楽を追究している。

◆祐ノ介&フレンズ（室内楽）
　山本祐ノ介と仲間たちで構成されたアンサンブル。山本祐ノ介が今回の為に室内楽版へ編曲した、山本直純作曲「オーケストラとものまねのコンチェルト≪動物の四季≫」を江戸家猫八と共に演奏する。